自家製本の表紙の作り方と接着
●中味と表紙と糊の関係表紙を作ったり貼り付けたりする機能は充実していません。工夫しながら表紙を作って貼り付けていただくことになります。下図でどのような表紙にするか決めます。作業工数、費用、見栄えが変わるので重要なことです。
中味の糊付けが完了後、再度表紙と中味を合体させるため糊付け（空色）します。
（１）背表紙なし： たっぷりのりを付けると「天のり」製本になります。
（２）「コ」の字型背表紙： 製本テープを使う場合とパソコンで背に文字をプリントする場合があります。製本テープの場合も背部分にのりを付けたほうが強固に接着できます。
（３）表紙は一つ上のサイズの用紙を使用： 中味がＡ４ならＡ３サイズで、裏表紙は中味と同時に糊付け。
（４）表紙は一つ上のサイズの用紙を使用 中味がＡ４ならＡ３サイズで、くるむ。
見栄えは悪いが表紙がすばやく出来上がり効率的。
（５）くるみ製本： 中味がＡ４ならＡ３ノビサイズで、くるむ。
■表紙、背表紙を決める。
●通常の表紙
| 一体化した背表紙の場合 （くるみ製本） | 表表紙、裏表紙とは 別の背表紙を使う場合 |
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●水平開きの表紙
背と中味の間に隙間をつける。